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ハードディスクが壊れたら、、、どうするか?

パソコンは壊れます。特に致命的なのは、ハードディスクが壊れてデータが読み出せなくなってしまう事です。残念なことに、ハードディスクや電源のような、「物理的に動く」「常時使用している」ような部品は、パソコンの中では非常によく壊れる部品であるため、「特に致命的」なんて大袈裟に書いた事が現実に起こる可能性は比較的高いわけです。

そこで、考え方としては、2つあります。「故障を防ぐ」ようにするか「故障しても良い」ようにするかです。「ハードディスク」に限って言えば、「故障を防ぐ」ために出来ることは「RAIDにする」「衝撃を与えないようにする」「空調に気をつける」ぐらいしか思い浮かびません。しかも、そのどれを行ったところで故障が0になるわけでもないため、ここは「故障しても良い」を選択する方が簡単、かつ、確実にデータが読み出せなくなった場合の損失を防ぐ事が出来そうです。

そこで、一番安直な方法は「大切なデータはバックアップを取りましょう」となりますが、それを利用者に委ねてしまってはいけません。社内ヘルプデスクとしては、「ハードディスクが壊れた事による損失を最小にする」という事を掲げ、具体的な仕組みによりそれを実現するのが良いでしょう。

結論から書くと、データの保存には必ず「ネットワーク接続の外部ストレージ」を使いましょう、という事になります。ファイルサーバ上できちんとアクセス権限が制御できるのであれば、「マイドキュメント」をネットワーク上のディレクトリに変更してしまうというのもありでしょう。利用者には常に作成したファイルをファイルサーバに保存してもらう仕掛けにしておけば、パソコンが故障してもデータが確実に取り出せる事になります。また、別次元の話になりますが、パソコン本体紛失時のデータ漏洩も少なくする事が出来るというおまけもつきます。勿論、外部ストレージは「RAID」や「バックアップ」により、データ破損が発生しないようにしておく事が大切ですが、大切なデータを集中管理するとなれば、それなりのお金をかけても良いでしょう。

また、自動的にバックアップが取れる仕組みを活用するのも1つです。(Dropboxのような)オンラインファイル共有の仕組みを用いれば、保存したデータは全てオンライン上のフォルダと同期されます。その時点でバックアップが取れている事になるため、パソコンのハードディスクが故障しても影響なしです。しかも、別のパソコンからでも手軽にアクセス出来るため、仕事の場所を選びませんし、データの同期はネットワークに接続されている時に行われるため、ネットワークに繋がっていなくてもデータにアクセス出来る利点があります。

さらに一歩踏み出して考えると、そもそもパソコンにデータを保存しなくて良い仕組みを利用するという事も可能でしょう。たとえば、Webメイルにしてしまえば、メイルのデータはパソコンに保存する必要がなくなります。(Google ドキュメントのような)オンラインドキュメントツールを使えば、それらのデータもパソコンに保存する必要がありません。

しかし、結局の所これらの仕組みを用いたとしても、利用者が好き勝手なデータの保存方法をしてしまうと意味がありません。それは、利便性と安全性を天秤にかけると仕方がない側面もあるため、社内ヘルプデスクとしては「推奨する方法に対する保証」を明確にして、「その他の方法に対しては努力はしますが保証は出来ません。」というところを明確にアナウンスして、実際にそれを使うかどうかはリスクを含めて利用者自身に判断させる、というところまで持っていくと良いでしょう。

次回もよろしくお願いします。

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