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新しいOSに乗り換え時に気をつけたい事

毎週土曜日更新なのですが、昨日(2009.05.16)の更新が漏れました。単なる忘却です。申し訳ございませんでした。

さて、世の中ではWindows7の評価版が一般配布され、なんとなく話題になっていますね。個人的にはXPで十分という状況なのですが、さすがにXP搭載パソコンの入手が難しくなってきており、かつ、今後の流れを考えるとVistaと違ってWindows7は必須だろうと考えられます。そこで、評価版を入手して手持ちのパソコンに入れてみた所、非常にあっさり動いてしまって驚きました。インストールがここまで手間要らずになったのは歓迎すべき事なのですが、同時に、デフォルトの値がどれぐらい適切なのかという事が少し気になったりしました。

新しいOSの登場は社内ヘルプデスク泣かせです。個人的に使っているパソコンを自分で最新環境にするのは楽しい事かもしれませんが、業務で使う道具であるパソコンのOSを変更する事は、必ず業務に何らかの影響を与えてしまうからです。

最低でも考えなければならないのは、以下の4つです。

1.アプリケーションソフトウエアの動作保証
2.(ActiveDirectory等の)管理環境の変更
3.OS入れ替え作業
4.利用者教育

特に1番は重要で、市販品、オーダーメイド品共に、アプリケーションソフトウエアが「動く」という事と「動作保証されている」という事は大違いだという事です。せっかく保守契約を結んでいたととしても、動作保証外のOSで動かして発生した障害は保証されない場合も多々あるでしょう。それは、メイカーとしても、OSの機能を呼び出した時の返答が同じであるかどうか分からないため、その検証を行わなければ保証出来ないという都合があるからです。勿論、OSだけでなく、そこで動かしているJavaやデータベースへの接続ソフトウエアのような各種ソフトウエア全体が新しいOSで正常に動作する事が保証されていなければなりません。市販品をカスタマイズしているような場合では、市販品は新しいOSの対応版が出るとしても、カスタマイズ版を新しいOSに対応させるのは有償だったりしますので、さらに注意が必要です。

社内ヘルプデスクが新しいOSを導入する際、その視点には必ず「業務が正常に行える事を保証する」ということが必要です。新しいOSでは「先進的な技術」や「セキュリティの強化」が実現出来るかもしれませんが、それにより業務が止まってしまっては会社が存続出来ません。何に対して何処に保証してもらうかを見極めて、それにかかる費用と効果を天秤に乗せて新しいOSへの乗り換えを検討していきましょう。

次回もよろしくお願いします。

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