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一括セットアップする容易な方法「ハードディスクコピー」時の注意点

パソコンをセットアップするのは大変手間がかかる作業です。OSのインストール、ソフトウエアのインストール、ネットワークの設定、なんちゃら、かんちゃら、、、と、本当に大変です。

世の中の大勢の人が大変な思いをしているという事で、それに対する解決策は幾つも存在しています。一番簡単で確実なのは、同じパタンのパソコンに対して、セットアップした1台の状態のハードディスクをコピーする、という事でしょう。

ハードディスクの中身をコピーするだけであれば、フリーのソフトも多数存在しています。それぞれのソフトについての紹介は別の機会に行うとして、今回はコピーする際の注意点を紹介しておきます。Windowsでのお話です。

●手動で変更できないSIDという重要な項目がある
ハードディスクの中身をコピーする際に注意しなければならないのは、「全く同じになってしまっては困る項目がある」という事です。ネットワーク接続しなければさして問題にはならないのですが、今現在、ネットワークに接続しないで使うという用途は殆どないでしょうから、この項目の変更は必須と言えます。

容易に想像できるのは、コンピュータ名やIPアドレスです。しかし、そうではなく、実は、Windowsでは表面上見えないSID(SecurityID)と呼ばれている項目を使って、パソコンを識別している場合があるのです。ハードディスクコピーにより同じSIDを持ったパソコンがネットワーク接続 されてしまうと、それらのパソコンが意図せずドメインから外れてしまうとか、管理情報がおかしくなってしまうとか、そういう障害が発生してしまいます。それを防止するため、ハードディスクコピーを行ってセットアップを簡易化する際には、必ずSIDが初期化されるようにしなければなりません。

●sysprepを使ってSIDを初期化する
SIDを初期化するには、Windowsに付属している「sysprep」というツールを用います。使い方は簡単で、あらかじめ1台のパソコンをセットアップした状態で「sysprep」を実行する事で、そのパソコンのハードディスクがコピー元のオリジナルに変更されます。それを必要なパソコンにコピーした後、各パソコンを起動すると、Windowsの主要な設定部分のみ、新規でセットアップしたかのような状況でセットアップする事が可能になるのです。

詳細な使い方については、@ITのサイトが参考になるでしょう。

■@IT「sysprepで環境複製用のマスタ・イメージを作成する」
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/553sysprep/sysprep.html

次回は、脆弱性対策のパッチ適用について紹介したいと思います。よろしくお願いします。

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