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パソコン管理のポイント「パタン」を減らす

管理するのが一番厄介であろう「パソコン」について、「パタン」を減らすという事を書きたいと思います。

社内で使う大半のパソコンは、電卓並みの「道具」として割り切るべきです。たとえば、ビデオ編集機能が必要だとか、開発のために膨大なメモリが必要だとか、そういった個別の要求に対応しなければならないものを除き、少ないパタンで「同じ」になるようにしましょう。そして、そういった個別の要求に対しては、「個別の要求を出している人(部署)」に独自で対応してもらう、もしくは、標準的なサービスではない事を明示した上で、社内ヘルプデスクで対応するのが良いでしょう。

ここで言う「パタン」とは、以下のような組み合わせの数を指しています。

■パタン=機種×OS×アプリケイションの組み合わせ

たとえば、4機種でそれぞれWindowsXPとWindowsVistaがあり、アプリケイションの組み合わせが3種類あったとしましょう。

この場合のパタンは、

4×2×3=24

となり、24通りのも組み合わせを常時管理しなければならなくなってしまうのです。たとえば、OSのパッチ適用や、新たなアプリケイションをインストールしようとした場合、本気で検証しようと思えば、この24通り全てを実施する事になってしまいます。もしこの状態に、さらにアプリケイションの組み合わせを1 つ増やせば、32通りになってしまいます。どこを落としどころとするかを考えるだけでも、ゾッとしてしまいます。

今現在、社内のパソコンがバラバラ同じにはならない、という事情は、よくある事です。そういう場合は迷いなく、将来同じにする事ができるよう、社内で働きかけを行うべきです。

●「同じ」にするメリット
 一括導入で単価を安く出来る→経費が節約できる
 同じ物でセットアップを容易にできる→作業時間が短縮できる
 なんらかの変更作業が統一手順になる→作業時間が短縮できる
 同じ物で交換を容易にできる→故障時に素早く復旧させられる

●「同じ」にするデメリット
 ロット不良等の影響が大きい
 同じ脆弱性を持つ事になってしまう
 その機種で不可能な要求が出た場合に対応出来ない

ここでポイントになるのは、何パタンにするかという事と、交換の周期をどうするか、という事、そして、交換する際には「まだ使える」「まだ使いたい」と思っても交換するという事です。残念ながら、パソコンは永遠に使い続けることが出来る機械ではありません。たとえば、5年リースにするのであれば、5年を周期に入れ替える計画を立てるのが良いでしょう。(個人的な本音のお勧め期間は3年です。)それが一気に集中してしまうと交換が大変になるため、幾つかに分けて、交換時期をズラすのです。分ける際に、異なるメイカー、異なる機種を選定する事で、ロット不良の影響や、その機種で不可能な要求の対応策にもなります。そして、交換する時には1台も残さず交換する事で、無用にパタンを増やすことなく、きちんとした対応を維持する事が出来るのです。

次回は、パソコンのセットアップについて書いてみたいと思います。よろしくお願いします。

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